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2010年 10月 13日
本日は曇りがちではっきりしない天気でしたが、やはり秋。
出歩くには悪くない気候となりました。 駅から程よい距離にあるからか、 周辺の散策も兼ねてご来店いただくお客様も多くいらっしゃいます。 ギャラリー着いてまず目につくのが鎮座している微笑ましくも趣ある2匹の象。 タイの素焼きのもので今期のギャラリーのエントランスで 皆様のお出迎えをいたしております。 今日はここから「タイの象」について少し。 タイに行くと建物のエントランスや広場で 象の像が置かれているのをあちらこちらでよく見かけます。 神格化した象で思い出すのは、 ヒンズー教の知識と文学を司る象頭の神”ガネーシャ”、 インド神話からくる、神プラ・イン(帝釈天)を守り 宇宙を移動する33面の顔を持つ象”エラワン”、 そして仏陀の前世の姿とされる白象・・・。 国民の95%が仏教徒である人々の信仰と こうしたインドから伝承した宗教や神話の影響により タイ国では宗教上、象は神聖なものとして崇められてきました。 また別の切り口として、王権の象徴でもある象。 昔から移動手段のひとつとされ、戦争時には王を乗せ先陣も切りました。 寿命も長く巨費がかかることもあり、その所有は選ばれし者の証ともなりました。 特に白象は国王との繋がりが深く、 以前のタイの国旗にはこの白象が描かれていたほどです。 なお、象は現在もタイ国の動物として指定されています。 特別でありながらも身近で愛すべき存在。 仏教寺院はもとより、ホテル、デパート、大型建築物にも 装飾や像として各所に飾られお花や線香、供物が捧げられ、 そして愛されているのがタイの象なのです。 STAFF:Nakamura
by gallery-ryo
| 2010-10-13 17:47
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