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2011年 11月 10日
横浜の大桟橋から車と共に出発したフランス郵船。
(マルセイユ~横浜間の東洋航路は、当時の貧乏学生には魅力的な交通手段でした。確か、ボンベイ~横浜間は6万円程度だったと思います。) 途中香港を経由。 船底の暗く汚いキャビンから、ようやくタイ/バンコクで解放された。 ここで一旦、愛車と別れることになる。 少々いかがわしい中華街での数泊の後、タイ航空でカルカッタへ飛んだ。 カルカッタから鉄道で、いよいよシルクロードの旅の始まり。 仏教・ヒンドー教の聖地バラナシ、アグラ、デリーの都市を巡る。 ほとんどYMCAに宿泊したが、どこもコロニアルな雰囲気のあるとても快適な宿に見えた。 また、インドでの紅茶がチャイであることも知らず、 この煮だした紅茶がレモンティーに合わない事に気付くまで数日かかった。 ただ、旅の最後までずっとチャイのお世話になること思えば 意外に早い気付きだったと思う。 ボンベイ(現ムンバイ)に到着。 ここで車を受け取り、いよいよ始まる車での旅。 一日平均300kmから500kmの道程は若さゆえの設定だったろう。 *愛車と現地の子供たち 世界遺産エローラ窟、アジャンター窟を経て北上し、ジョドプールを経由しパキスタンへ入った。 ラホール、ペシャワールを抜け、アレキサンダー大王が通ったカイバル峠を経て アフガニスタンへ。 この国から右側通行になり少々戸惑った記憶。 まず、首都カブールへ向かい一息入れ、今回の旅の最大テーマであったバーミヤンへ向かった。 バーミヤンの遺跡はバーミヤン渓谷にある。 *バーミヤン渓谷 5世紀から6世紀頃には高さ55m(西大仏)と38m(東大仏)の2体の大仏をはじめとする多くの巨大な仏像が彫られ、石窟内にはグプタ朝のインド美術やサーサーン朝のペルシア美術の影響を受けた壁画が描かれた。バーミヤーンの仏教文化は繁栄をきわめ、630年に唐の仏僧玄奘がこの地を訪れたときにも依然として大仏は美しく装飾されて金色に光り輝き、僧院には数千人の僧が居住していたという。 (wikipedia:バーミヤン渓谷の文化的景観と古代遺跡群 より) 我々も仏像内部の通路を辿り、頭上に上がることができた。 そこから見える渓谷の景色も素晴らしいものだった。 天井の仏画についても、きれいに彩色された部分も見事に残っていた。 *バーミヤンの天井画 しかし2001年に爆破され、この姿を再び見ることができなくなった事は、 本当に本当に残念な事だ。 *車右側に小さく見えるジーンズ姿が私 --- 続く --->
by gallery-ryo
| 2011-11-10 13:19
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